本物の素材で200年の時に耐えるモノを作る
「本物の素材で200年の時に 耐えるモノを作る」
というのが私の制作姿勢です。
その間に植えた苗木は材料となりうる樹木へと育ちます。二、三十年で壊れるものでは、その間に材料となるまでに木は成長しないので木材資源は必ず不足します。石油など化石燃料資源は掘り尽くせばおしまいです。
しかし、樹木は計画的に生産すれば無限です。しかも地球の生物の生命維持や環境のためにも絶対に必要です。植林をし需要と供給のバランスを二百年スパンで考えなければならないと私は思っています。
そして、良い素材で永代に耐える本物を作りたい。霊を祀る位牌においては当然のことです。それが物作りとしての私の考えです。
紫檀 出高欄九重座
神が宿り霊力があるとされる霊樹(紫檀)を使用、御一家の繁栄、開運の吉兆の位牌であると確信します。
形状は、地・水・火・風・空を表す五輪、蓮に座す仏、須弥山など仏教哲学をデザイン化しました。 昔ながらのほぞ組です。
塗りは、宇宙に行けるほど科学が進んでも、いまだ「うるし」に勝る塗料が生まれていない(うるしは劣化しない)、その生の本漆を使用。
拭漆作業は、塗っては乾しを15回繰り返し、その工程を経て丹念に仕上げました。
